2008年03月
2008年03月30日
左脳は母方

先週末、予定通り母方の先祖へのお墓参りに行って来ました。海が見渡せる丘の上の霊園にそれはあって、僕の祖父母と伯父が眠っております。母方の祖父は僕が産まれたときにはすでにこの世を去ってしまっていたので、写真の中のイメージしか僕にはありませんがまぎれもなく僕の存在に関与する4分の1なわけで、彼がいなければ僕は存在しないんですよね。祖母の若い頃の写真は孫の僕から見ても美しく、祖父も1930年代のマフィアを彷彿させるトラッドな出で立ちの色男で写真に収まっている。そこに産まれ育った僕の母は、実年齢より常に10歳以上は若く見られるほど人生を「洋服」に費やしている。つまり、そういった他人の目を気にして自分を着飾るファンキィーとは相反するシックを良しとする価値観は母方の血を受け継いでいるのかなと感じております。芸術的な面で見ると、ジャズとか吉本芸人とかいったファンキィーでくだけたイメージの父方の家系に反して、素人ではあるがチェロやマンドリン、クラシックピアノなどを譜面を見ながら家族で演奏するタイプのお固い雰囲気の家系だったらしいんですね。いずれにせよ音楽一家ではあったようですね。まあ短絡的な発想ではありますが、子供の頃から「右脳は父方、左脳は母方」で自分は形成されているんだと漠然と思っております。僕には極端な両面があるんです。
また改めて自分が健康で普通に音楽活動を再開できたことを心より感謝しお祈りして参りました。僕にしか咲かせられない見た事もない美しい花。今日からまた種を蒔きに行って来ます。
2008年03月28日
2008年03月26日
The Roots
再々出発の決意を胸に改めて自分を振り返ってみた。
作曲家でサクソフォーンプレイヤーの祖父、種市歳一は僕の作曲の師匠であり、ひいてはすべての根源と言えよう。僕が3歳の時にわずか67歳で亡くなっているが、僕には2歳からの記憶がある。2歳までの僕と家族は、祖父母の家の同じ敷地内にある真隣りの家に住んでいた。呼べばすぐに返事が返って来るくらいの言わば二世帯住宅のようなもの。母に手を引かれたった1メートル離れた我が家に戻って行く僕に対して「弦が帰っちゃうなんて淋しいよ〜」と言わんばかりの愛情ある嘘泣きジェスチャーで、夫婦揃って2歳の僕の心を揺さぶるのだ。意外と僕は冷静で「隣じゃないか..」と思いつつも喜んでくれる祖父母に合わせて「淋しい顔」を作っていた。子供は意外と大人なのだ。
まもなく3歳になったある日のこと。はっきりと覚えているが、デタラメに感情をピアノにぶつける僕に(今とあまり変わらないが)周りは笑ったが、祖父は一言まじめな顔で「それはJAZZだよ」
今から思えば、この偏った僕のジャズへの愛情はこの時植え付けられたのかもしれない。
そんな子煩悩な歳一も、かつては鬼のように厳しく酒を浴びては理不尽に悪態をつく、いわゆる戦前の父親だったのだと父は言う。元々クラッシックのギタリストだった祖父は戦争でロシアの捕虜となりジャズに出会い戻って来たらしいのだが、彼はその頃作った「平和」という曲でスターリン賞を頂いたらしい。いやはや、その楽曲こそが僕の作曲の原点なのだと思い続けて来たものの、父や伯母の鼻歌でしか僕はそれを耳にしたことはない。しかも、つい最近になってどうも歌モノらしいってことが発覚。どこかにあるはずだろうからいつか聴いてみたいんだけどな。
それにしてもあの頃の日本を支えて来た人々はどれほどの思いをして日々を生き抜き、家族を守って来たのだろう。平和ボケの中心で愛を叫んで来ただけの僕なんかが想像できることは、ほんの微かな苦悩の一角なんだきっと。
ともあれ、僕の音感のルーツは祖父、種市歳一が原点なのだと僕を流れる血が教えてくれるが、僕の中に棲むファンキーな芸人魂は、吉本の喜劇女優だった祖母、榊原きくが原点なのだ。..つづく
2008年03月25日
拝みの弦
「普通が一番!」とはやっぱりボクの口から出てくる台詞じゃないけど、健康でいられる事への感謝の気持ちも含めて、改めて再出発する決意を胸に先祖のお墓参りに行って参りました。
そもそも幼少期から拝むのが大好きで、拝みの弦ちゃんと呼ばれていました。その中身は本物でどこのお通夜だろうが、お葬式だろうが、3回忌だろうが12回忌だろうが、今の今まで一度も心を込めずして手を合わせた事はありません。宗教という概念に偏見はありませんが、あまりにも自分の考えが強いので、特にお気に入りの宗教組合もございませんが、だからこそ宗派や民族に左右されず心からお祈りすることができるんです。よってその際に浮かぶ笑顔は、神様でも仏様でもなく大好きだった父方の祖父母ということになります。受け継がれる名前とか財産みたいなものには全く興味がないので、たまたまよく可愛がって頂いていた経験から父方の祖父母からの絶大なパワーみたいなものを意識せざるを得ないのが理由です。(ちなみに自分の存在起因は4分の1ずつだと思っているので、今週末は母方の墓参りを予定している。)
宗派にはあまり関心がないボクがお寺に出向くというのは本来不健全だと思いますが、それにしてもお寺はホントに素敵ですよね。まずだいたい美しい。..っていうか汚いお寺なんて見た事あります??
近年、墓のマンション化などが増加するにつれ、お寺そのものの風情に親しむ機会が失われつつあるが、どんな形になろうとも大切なのは我々拝む側の心なのではないだろうか。 ..なんて社説風に締めてみました。 以上。
2008年03月21日
再始動
みなさま、ご無沙汰しております。種市弦です。
前回のブログ投稿からずいぶん時間が経ってしまいましたが、本日より種市弦weblogs 更新して参りますので、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。ちなみに飼い犬 音緒の体調を気にしてくださった方々の意見を多数耳にしましたが、これまた年末の体調不良が嘘のようにピンピン、ピョンピョンしておりますのでご心配なさらないでください。
3/7の TIDAL WAVE突如不参加になってしまいまして楽しみにしてくださった方々、本当に申し訳ありませんでした。代々、芸人家系に育ち、親の死目に会わずしてもステージに穴を空けまいと生きて参りましたが、一番頑張らなければいけない時期に皆さんにご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。
今後一層、自らの音楽という世界に全エネルギーを注いで参りますので、今まで種市弦を応援してくださった皆さん、これからも応援、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
前回のブログ投稿からずいぶん時間が経ってしまいましたが、本日より種市弦weblogs 更新して参りますので、なにとぞ宜しくお願い申し上げます。ちなみに飼い犬 音緒の体調を気にしてくださった方々の意見を多数耳にしましたが、これまた年末の体調不良が嘘のようにピンピン、ピョンピョンしておりますのでご心配なさらないでください。
3/7の TIDAL WAVE突如不参加になってしまいまして楽しみにしてくださった方々、本当に申し訳ありませんでした。代々、芸人家系に育ち、親の死目に会わずしてもステージに穴を空けまいと生きて参りましたが、一番頑張らなければいけない時期に皆さんにご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。
今後一層、自らの音楽という世界に全エネルギーを注いで参りますので、今まで種市弦を応援してくださった皆さん、これからも応援、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


