2008年05月10日
世にも奇妙な襟足依存

髪、切ってみるもんですね。
ま具体的にボクの場合で言うと襟足。(厳密にいうとそこから伸びた髪の毛)
知らず知らずの内に自分にくっ付いてたアカとか厄とか怨念とか..。 切ったら一気に軽くなりましたよ。もうフワフワ。だからあれ女の子とか失恋すると髪切るんですね。今回よ〜くわかりました。だいたい襟足のない人生はかなり久しぶりなんです。短髪でも襟足だけはここ7年くらい必ずボクのそばにいましたからね。これまたボクの襟足は自然にクルックルしてきて自分で言うのもナンだけどカワイイんですよ。だからなかなか愛おしくて切り離せなかった。
あの襟足... 結局あの襟足に頼ってたんですよね。なにかとってもラッキーなことが起こった時、「襟足のおかげだ」とかどうしても叶えたい何かを目の前にした時「神様、仏様、襟足様〜」って懇願したり、逆になにか自分のダメなとこを発見すると、あの襟足のせいにしてたっていうか.. この数年で「襟足=種市弦」「種市弦=エリアシ」みたいな方程式を自分の中に作り上げてしまっていたんですね。その上ボクのあの襟足は伸ばせば伸ばすほどクルックルクルックルしてそれが魔物だということに気付かせない美しさがあったからな。たまに絡まり過ぎて天然のドレッドみたいになっているにもかかわらず、チャーミングでしたからねヤツは。そりゃあたまにはオッチョコチョイのボクですから、食事中に誤ってあの襟足をお醤油に付けてしまったり..シャワーを浴びると胸の乳首くらいまでに伸びるあの襟足を、口と鼻の間に貼付けて「逆髭〜」と言って戯けてみたり..女性陣から「本物の巻き髪みたい」と騒がれて優越感に浸ったり..いつも一緒だったあの襟足。でも今はもういない。というか厳密には「その襟足から長く伸びたクルックルのカワイイあの天然巻き髪はもういない」。 いや〜今となっては襟足なんてない方がいいですよ、自分のためにも世の中のためにも。と明るく振る舞ってみたものの首筋にヤツはいない。切り離した、たった今日からまたあの襟足がクルックルになるまでを楽しみに生きて行こう。
なんてちょっぴり涼しくて切なくて、なんだか風邪でもひきそうな気分なのさ。
人間って怖いですねホント。なにに依存してるかなんてみんなわかってないんだから。そこのあなただって自分ではまったく気付いていないだけで意外なものに依存してるのかもしれませんよ。
